2023年11月28日から、初の舞台『ジャンヌ・ダルク』に主演の清原果耶(きよはら かや)さん。
2024年には3本の映画が公開予定です。
デビューから、乗りに乗っている清原さんですが、出身が関西って知ってました?
本記事は、自然な標準語を話す清原果耶さんが関西人と知り、関西弁を話した場合の印象や、標準語を話せるようになった経緯について検証してみたいと思います。
目次
清原果耶の出身地
引用元:リアルサウンド
本名 清原 果耶(きよはら かや)
生年月日 2002年1月30日(21歳)
出身地 大阪府大阪市
身長 162 cm
血液型 B型
職業 女優・ファッションモデル・歌手
ジャンル テレビドラマ・映画・CM
活動期間 2014年 –
事務所 アミューズ
2014年「アミューズオーディションフェス2014」に好奇心で応募し、同年10月に開催された最終審査会で3万2214人の中からグランプリおよび協賛アパレル会社ポイント賞を受賞し、同事務所に所属することになりました。
芸能活動を本格的に始めたのは、所属事務所に入ってから翌年の1月。
2015年にはNHKの連続テレビ小説に出演し、それ以降、毎年、ドラマや映画などにコンスタントに出演しています。
学生時代は、大阪の実家で生活しており、高校卒業までは大阪と東京を行き来していたそうです。
芸能活動をする上で、言葉の問題は避けて通れません。
関西にいた期間が長かったため、彼女はもちろん、堅固な関西弁を話していたことでしょう。
学生時代には、梅田や心斎橋など、大阪の繁華街に足を運び、京都にもよく家族と出かけていたそうです。
観光地の一つである清水寺など、思い出深い場所もたくさんあるでしょう。
彼女の芸能活動が順調に進んでいる背後には、関西での思い出や経験が活かされているのかもしれません。
こうした背景から、彼女の演技や表現力には、地に足のついた温かみが感じられるのかもしれませんね。
清原果耶はいつ上京したのか?
清原果耶さんは、デビューから高校卒業までは、大阪の実家に住んでおり、仕事やレッスンのために大阪と東京を行き来していました。
高校卒業後、進学を選ばずに、2020年4月に大阪から上京して芸能活動を本格化しました。
引用元:Instagram
この大胆な一歩は、彼女の芸能界での夢を追い求める決断の表れです。
大阪と東京という異なる環境を行き来しながら、彼女は努力と情熱で自身の才能を磨きました。
今では、その努力の成果が芸能界で高く評価され、彼女の活躍が広く認められています。
清原果耶の自然な標準語
私は、清原果耶さんを関東の方だと思っていました。
単純に、自然な標準語を話してたからなんですけど・・・
雰囲気的な感じってあるじゃないですか。
役柄を観て感じたのか、彼女の持つ何かが、そんな風に思えてたんだと思います。
関西出身の清原果耶さんの標準語について、多くの人が興味を持っていることでしょう。
実際、言語のイントネーションやアクセントは、地域や文化によって異なります。
しかし、清原果耶さんは高校卒業後に上京し、東京で活動していることが明らかになっています。
この時期の経験は、彼女の話し方に変化をもたらしたことでしょう。
言語のイントネーションやアクセントは、小さな子供よりも高校生の方が身につけるのが難しいかもしれませんが、不可能ではありません。
実際、テレビ視聴が大きな影響を与えることがあります。
テレビは基本的に標準語で放送されるため、清原果耶さんのように自然な標準語を身につけるためには、
テレビ番組を観ることが効果的な方法の一つです。
特にニュース番組は、訓練されたアナウンサーがきれいな発音で話すため、標準語の良い手本となります。
私たちは幼少期からテレビを通じて標準語に触れているため、自然な響きを持った言葉を学ぶことができるのです。
しかし、単なる視聴だけでなく、実際の会話も重要です。
ネイティブスピーカーとの実際の会話は、最も効果的な学習方法の一つです。
彼らとの対話を通じて、リアルな状況での言語使用を学ぶことができ、自然な会話力が身につきます。
清原果耶さんも、周囲の人々との会話を通じて、標準語をマスターしたのかもしれませんね。
言語の習得は根気と努力が必要ですが、テレビ視聴とネイティブスピーカーとの会話を通じて、清原果耶さんのように自然な標準語を身につけることは十分に可能です。
ある言語を生まれながらにして自然に話すことができる人のことを指します。つまり、その人が生まれた国や地域で使われる言語を、幼少期から親や周囲の人々から学び、自然に話すことができる人を指します。
例えば、日本で生まれ育った日本人が日本語をネイティブスピーカーとして話すことができます。また、アメリカで生まれ育った人が英語をネイティブスピーカーとして話すことができるようになります。
清原果耶が関西人って知ってました?
何故か、関西ネイティブの彼女の関西弁に 違和感を感じる人が・・・
実は、私もちょっと感じたことあるんですけど、多分脚本?方言指導がそうさせてしまったのかな~
それとも、標準語で過ごすのが長くなってきているから、関西弁のイントネーションを忘れてしまったのかもしれないですね。
ネイティブスピーカーの関西弁演技は、どんなものなのでしょうか?
実際、清原果耶さんが関西が舞台のドラマ・映画・アニメの吹き替えなどがあります。
関西ネイティブの清原さんの演技は、どんなものでしょう。
テレビ東京系ドラマ25『セトウツミ』(2017年10月)ヒロイン・樫村一期
日本のテレビドラマは、時に特定の地域の方言や訛りを活かし、キャラクターに深みを持たせることで、物語性を一段と豊かにしています。
その中でも、清原果耶さんは、自身のネイティブな関西弁を活かした演技で、テレビ東京系ドラマ25『セトウツミ』で見事な魅力を披露しました。
一期という役柄は、瀬戸と内海の同級生で、黒髪美人で学園のマドンナ的存在。瀬戸から好かれているが、本人は内海のことが好きという、とても自分に正直で、天然で、少し計算高いようなイメージのキャラクターです。
清原果耶さんは、大阪で生まれ育ったことから、内海役の高杉さん、瀬戸役の葉山さんとともに、“関西弁でただ喋るだけ”の会話劇に挑戦しました。
清原果耶さんは関西出身で、『セトウツミ』で演じた役柄に自然で流暢な関西弁を持ち込み、登場人物に深みを与えました。
彼女の関西弁は、単なる言葉遣い以上のものであり、物語性を一層引き立てる役割を果たしています。
彼女のネイティブな関西弁は、視聴者にとって興味深く、親しみやすい要素となっています。
関西弁は、ただ方言を示すだけでなく、登場人物の性格や背景、感情を端的に表現する手段として活用されています。
清原果耶さんの関西弁は、キャラクターの魅力を一層際立たせ、視聴者に作品の世界に引き込む力を持っています。
あー清原果耶ちゃんめっかわ
関西弁たまらん
2話の猫と戯れるエンディングもめっちゃ可愛いねんなぁ pic.twitter.com/puUK6qdc8s
— U ☆ TA KA ᓚᘏᗢ (@U_taka_NEKO) March 28, 2020
「ジョゼと虎と魚たち」2020年12月 ジョゼ
『ジョゼと虎と魚たち』。この作品は、実写映画版のリメイクではなく、短編の原作小説を基に制作され、結末含め、全く異なるアプローチで脚色されました。
物語は、車椅子生活を送る山村クミ子(ジョゼ)の感動的な日常を描いています。
舞台は大阪。
普段は関西弁を使う機会があまりないという清原果耶さんが、この作品で力強く関西弁を披露しました。
彼女は、「私が地元に帰って使う関西弁とは違っていて、方言指導の先生もついてくださったので、がんばって関西弁をしゃべっていました」と振り返りながら、作品に対する熱意を語りました。
ジョゼのキャラクターは、明るい髪色と可愛らしい容姿を持ちながら、車椅子の生活を送る24歳の若者。
彼女の内面に秘められた複雑な感情や成長、愛情に満ちた心を、清原果耶さんの関西弁が見事に表現しています。
関西弁は、ジョゼのキャラクターに深みを持たせ、物語性を一層引き立てる役割を果たしました。
清原果耶の繊細な演技と共に、関西弁が観客にジョゼの世界を伝え、感情に共感する機会を提供しています。
彼女の関西弁は、方言の枠を超えて、登場人物の心情や背景を浮き彫りにし、観客に深い感銘を与えることに成功しました。
『ジョゼと虎と魚たち』は、関西弁の魅力と清原果耶さんの演技力が見事に融合した作品となっており、観客は彼女の関西弁がもたらす感動に心を打たれることでしょう。
「1秒先の彼」2023年7月 レイカ
台湾アカデミー賞最多受賞作『1秒先の彼女』は、何をするにも人よりワンテンポ早い彼女と遅い彼の、消えた“1日”を巡るラブストーリー。
監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎による日本版リメイクは、舞台を京都に移し、男女のキャラクター設定がなんと反転に!それに伴い、日本版のタイトルは『1秒先の彼』。
映画『1秒先の彼』では、京都を舞台にした不器用な恋模様が描かれ、主演の清原果耶さんが独自の魅力を放っています。
彼女が演じるレイカは、周囲と微妙にズレた時間感覚を持つ女性。
フワッとしたキャラクターを真っ直ぐで芯のある演技で魅了しました。
清原さんの真っ直ぐさが、キャラクター“レイカ”に命を吹き込んでいます。
フワッとした雰囲気の役柄でありながら、清原さんは脚本をはみ出した、彼女にしか描けない“レイカ”に仕上げました。
この独特のファンタジーを、彼女の自然な演技が観客に誘導するようです。
特に注目すべきは、彼女の方言の使い分けです。
役柄に合わせた京都弁の微妙なニュアンスは、彼女の熱意とプロ意識の賜物。彼女は、過去の経験や専門の指導を通じて、京都弁と大阪弁の微妙な違いを学び、役作りに生かしています。
彼女は音源を聞いたり、方言指導の先生と話をしながら、細かいニュアンスを確認し、自身の演技に反映させました。
この緻密な調整は、彼女の役柄に真剣に向き合う姿勢を物語っています。
その努力と熱意が、作品に奥行きとリアリティをもたらしていることは間違いありません。
『1秒先の彼』で見せた清原果耶さんの演技は、彼女の成長とプロ意識の証しです。
彼女の真摯な姿勢と才能に、ますます期待が膨らむばかりです。
まとめ
今回は、「清原果耶が関西人ってビックリ!実際喋ったらどんな感じ?【動画】」という内容でまとめてみました。
関西出身の俳優や女優が標準語で演技を披露することは、時折注目を集めます。
その中でも、清原果耶さんは、関西の魂を持ちつつ、優雅に標準語の舞台で活躍する素晴らしい才能を持っています。
彼女の魅力は、関西出身者ならではの温かみや親しみやすさを持ちつつ、標準語での演技においても見劣りすることのないスキル。
関西の方言が持つユニークな響きやリズムは、彼女のキャラクターに独自の魅力を与えているのではないでしょうか。
しかし、それと同時に、標準語の優雅な表現力も彼女の演技に深みを与え、多様な役柄にしっかりと対応できる実力を示しています。
清原果耶さんのような俳優や女優は、地域のアイデンティティと、演技の幅広さを見事に融合させることで、視聴者に深い印象を残すはず。
彼女の演技は、言葉の枠を超えて、共感を呼び起こし、観客に作品の世界に引き込む力を持っています。
関西出身者としての誇りを胸に、彼女は様々な役柄で私たちを魅了し続けています。
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