ナンバープレートを外す際には、最初に使用する道具を用意しましょう。
プラスおよびマイナスねじ穴にぴったり合うドライバーが必要です。
普通の自動車の前面および軽自動車の前後面のナンバープレートを外すには、プラスドライバーを使用します。
もしねじが錆びついて回らない場合は、10㎜のスパナを追加で用意し、ねじを緩めて外します。
普通自動車の後面にある「封印」は、マイナスドライバーで表面を突き破り、その後にプラスドライバーを使ってねじを取り外すことができます。
これらの手順を実施すれば、簡単にナンバープレートを外すことができます。
ただし、注意して作業を行い、必要な工具を使用してください。
ナンバープレートの外し方
ナンバープレートの外し方を説明します。
準備
<用意するもの>
プラスとマイナスのドライバーが必要です。
プラスドライバーは、十字の溝にピッタリ収まるやや大きめのものが最適です。
風雨にさらされていると、年月が経つうちにボルトが錆びついてしまうことがあります。
その場合、写真にあるような標準の車載工具だけでは力が不足することがあります。
このような場合には、ボルトの溝を削る必要が生じる可能性もあります。
慎重に作業を進め、必要に応じて適切なサイズのプラスドライバーを使用してください。
さびついたボルトに対処するために、力加減に注意しながら作業することが重要です。
普通自動車の前面・軽自動車のナンバー
通常はプラスのドライバーでボルトを締めたり緩めたりしますが、錆びついてしまっている場合は、写真にあるような10mmのメガネレンチなどを使用して操作します。
ボルトの角を損なわないように、注意深く回してください。
特に錆びついたボルトに対処する際には、慎重な取り扱いが重要です。
十分な力を加えつつも、ボルトの角を傷つけないように心掛けましょう。
普通車の後面ナンバー(封印の外し方)
「封印」を外します。
なお、封印を外したまま公道を走ることは法律で禁じられています。
車を使用しなくなってから外してください。
<写真1>
写真の様な位置にマイナスドライバーを当てます。
中は写真3のような状態になっていますので位置をイメージしてみてください。
<写真2>
ひと思いに一気にドライバーを押し込みます。
<写真3>
あとは凹んだ封印をえぐり取り、見えたネジを回すだけです。
※プラスドライバーだけでボルトを回す方法
もし自信がある方は、封印を剥がさずに、プラスドライバーを封印の中央に押し当てて突き刺します。
この方法では、ある程度の‘感覚’が必要ですが、ドライバーとボルトのプラスをうまく噛み合わせ、ボルトを回すことができます。
慎重に作業し、確実な手つきでボルトを緩めることがポイントです。
※ボルトが錆びついて、回しずらい場合
右側のボルトが、錆ついて回らない時は、右側を先に外し、写真のように、左側を上下に振ることで、右側のボルトが緩み、外しやすくなります。
軽自動車のナンバープレートの外し方
軽自動車では、普通車と異なり、ナンバープレートの左上に封緘がなく、左右のねじで留められています。
長期間使用している車では、ねじが錆びついてしまい、プラスのドライバーだけではねじを回すのが難しいことがよくあります。
その場合は、10mmのスパナやメガネレンチを使用して作業します。
慎重に力を加えながら、錆びたねじにしっかり対処してください。
引用元:ビッグエイト