賢島大橋が架かるその先、日本の夕陽100選に輝く立神地区の西山慕情ヶ丘。
賢島の対岸に広がる入り江には、真珠養殖の筏が風に揺れています。
入り江ごとに点在する真珠養殖の作業小屋から家路につく漁師たちが、賢島の対岸に広がる建物と一緒に、色濃いシルエットとなっていく様子は、まさに心に残る風景と言えるでしょう。
穏やかな海風とともに、夕陽に包まれる贅沢な瞬間を楽しんでみてください。
西山慕情が丘の行き方
カーナビ又はGoogleマップに 「西山慕情が丘」と入れて検索してください
伊勢西IC~
・伊勢西I.C(交差点) を右折して 県道32号 に入る (賢島/磯部 の表示) 15.3 km
・恵利原アメニティー前(交差点) を右折して 国道167号 に入る (御座/賢島/南伊勢/志摩スペイン村 の表示) 9.5 km
・赤松ヶ谷(交差点)を直進して、そのまま国道260号へ進む (御座/大王 の表示) 1.4 km
・立神口(交差点) を右折する 4 km
・西山慕情ヶ丘 約40分
駐車場あり10台
伊勢西ICから県道32号に右折して進んでください
・恵利原アメニティー前(交差点) 右折
・赤松ヶ谷(交差点)を直進して、そのまま国道260号へ
・立神口(交差点) を右折
道はすれ違いはできます、なるべくしたくない道幅ですけど。
万が一対向車が来ても、避けるところはあるので大丈夫です。
まず、対向車に会うことはないと思うのですが、地元のかたと遭遇したときは
慣れているのでしょう、すごい勢いで走っていかれました。
ちょっと・・・怖かったです。
西山慕情が丘への案内の看板は所々に出ているので、ナビと看板に従って進んでください。
Googleマップの案内で行くと、山の中を走るのと、海沿いを走る二通りあります。
私、行きは山の中走って、帰り海沿いで案内されました。
結局、出るところは同じなので、もしそうなったら2つの景色を楽しんでください。
特に海沿いの道は、立石神社の志摩の夫婦岩 が現れます。
突然・・・ポツンと現れます。
「近鉄鵜方駅」まで、電車で来てその後はタクシーをご利用される場合は、20分ほどで到着できると思います。
駐車場は停め放題
駐車場に到着です。
だいたい、10台ほどは停めれる広さです。
私が、お邪魔した時には、誰もいなかったので駐車に困ることは有りませんでした。
周りには何もないので、少し寂しい感じです。
自販機もないので、用意していってください。
トイレもありません。長居する場合は予めどちらかで・・・
西山慕情が丘伝説
西山慕情が丘・・・
素敵な名前です。
どんなところなんだろう?ってすごく気になりました。
看板に名前の由来となる伝説が書いてありました。
ある年の春、若い男女が真珠の故郷「多徳島」を訪れた。
男は婚約中の女性に真珠の首飾りを贈るつもりであったが、始めてみる英虞湾の見事な造形美に都会育ちの二人には想像を絶するばかりで、殊に対岸の西山は霞に棚引いて目を奪うばかりであった。
この景観に魅了された青年は好奇心も手伝ってか対岸に渡りたいと言い出し、一人小船を借りて西山向かって漕ぎ出して行ったが、変わりやすい春の嵐に巻き込まれ船は助けを求める暇もなく転覆し遂に帰らぬ人となってしまった。
この悪夢のような出来事に最愛の人を失った女は傷心の身を両親のもとで過ごしていたが、翌年の春思い出の地西山に桜を植えて、恋しい人の面影を募った。
毎年春になるとこの桜のもとに乙女の祈る姿をみて、哀れと思い「慕情ヶ丘」と名付け、日ごとに映える荘厳な夕焼けをせてもの若い二人への神の餞けとした
名前はきれいですけど、伝説が悲しいです。
西山慕情が丘の景色
残念ながら、夕方ではないので青空の下の景色です。
船が行き交う様子が見ていて飽きないです。
時折、遊覧船から聞こえるアナウンスがいい感じでした(笑)
西山慕情が丘の夕景
やはり、西山慕情が丘は夕景でしょう。
引用元:山本淳一
引用元:山本淳一
こんな景色が見たかったです。
西山慕情が丘の夕景は外せない
伊勢志摩の中に広がる立神地区、その中でも志摩半島の付け根に佇む特別な場所があります。
それが、「西山慕情が丘」です。
この展望台は、日本の夕陽100選に輝く美しいロケーションとして知られ、その素晴らしさは言葉に尽くしがたいものがあります。
西山慕情が丘は、リアス式海岸の複雑な入り組んだ地形に位置し、英虞湾に差し込む夕陽が特に印象的です。
太陽が海に沈む瞬間、入り江や波立つ海面が夕陽の光に照らされ、まるで絵画のような美しい風景が広がります。
この幻想的な光景が、なんと日本の夕陽百選に認定されるほどの魅力を放っています。
西山慕情が丘から眺める夕陽は、ただ美しいだけでなく、その特別な場所に身を置いている感動を呼び覚ますことでしょう。
伊勢志摩の中で、夕陽を愛でるなら、ここは外せないポイントです。
日本の夕陽百選に名を連ねる西山慕情が丘で、心洗われる夕景を満喫してみてください。