
「石の上にも三年」って、よく言われるけど…
三年て!なかなか長ない?もうちょっと短くならんのかいな〜って思ったこと、あるやろ?
でも実はこのことば、「辛抱は大事」ってだけやなくて、ちゃんとした“由来”もあるんよ✨
しかも、意外と深~い意味が隠れとるんさ!
今回は、そんな「石の上にも三年」の意味や成り立ち、日常での使われ方まで、まるっと紹介するで〜!
読んだあと、「もうちょいがんばってみよかな」って思えるかも⁉
※諸説ありますが、一般的にはこう解釈されています。
目次
⛏「石の上にも三年」って…どんな修行やねん!?〜まさかのガチ寒エピソード〜!
「石の上にも三年」て聞くたびに、私、まず思うんやけどな。
「その石、なんで選ばれたん?」って話やん?笑
冷たくて硬くて座り心地も悪そうな石の上に、わざわざ三年もおる意味って…何なん!?て突っ込みたなるやんか。
でもな、これにはちゃんとした由来があるんさ。
昔の人が言うには、「冷たい石でも、三年も座っとればあったこなってくる」らしいんよ。
つまりやな、どんなにツラい状況でも続けとれば、いつかは状況も変わるし、心も落ち着いてくるっていう教訓やな。
ほんで、なんで「石」かっていうと…そこがまた渋い!
座布団やら毛布やら、ぬくぬくしたもんに座ってたら「辛抱」とは無縁やもんね。
せやで、石の上ってのが、“あえての修行感”を演出しとるってわけやわ。
しかも、これ仏教の世界から来とるらしくてな、
お寺の境内とかで修行僧が、寒風吹きすさぶ中、ホンマに石の上に座って修行しとった…なんて話もあるんよ。

そんな話聞いたら、今の「我慢」なんて屁でもないような気してくるなぁ。
まあでも…やっぱり三年は長いわ。
私やったら一週間ぐらいで「腰いわした〜」ってギブアップしとる思う。笑
それでも、「続ける」ことの価値を、石の上で教えてくれるって…ようできたことばやなぁって思うんさ。
三年どころか三日もムリ⁉「石の上にも三年」って、日常でどう使うん?
「石の上にも三年」て、昔ながらのことばやけど、
いざ日常で使おう思たら…ちょっと昭和感ある気もするんよな〜。
けど、実は今でも意外と使われとるんさ。特にこんなとき⬇
✅よくある使い方①|職場での“辛抱案件”
例えば、入社したばっかの新人さんに
「最初はキツいかもしれんけど、石の上にも三年やで〜」
って、先輩が励ましがてら言うパターン。
……まぁ、その言葉を鵜呑みにして三年ガマンしても、
職場の空気が全然温まらんときもあるんやけどな😂(←経験者)
✅よくある使い方②|恋愛でもあるある
「彼氏、あんまり優しくないけど…石の上にも三年やって言い聞かせとる」
とか言うてる子、おるおる。
でも正直な話、三年も冷たい態度とられたら、氷の上にも三年の間違いやないん?て思ってまうんよな〜。
✅よくある使い方③|SNSでのネタ風投稿
最近はX(旧Twitter)とかでも、
「バイト先でずっと皿洗い。石の上にも三年って言われたけど、私の手がふやけるほうが早かった☠️」
とか、
「毎日通って三年。ついに顔覚えてもらえた!石の上にも三年、通院にも三年」
みたいな“ネタ投稿”としても見かけるで〜!
ちょっと自虐まじりやけど、がんばった感があってええよな。
つまりやな、このことばって「我慢強く続けてたら、何かが変わる」って意味ではあるけど、
「三年」=目安やでな、必ずしも三年耐えなアカンって話ちゃうんさ。
SNSの時代でも、こうやって今風にアレンジして使われとるんは、なんかおもろいよな〜☺️
「我慢=えらい」って思いすぎとらん?“三年ルール”の落とし穴!
「石の上にも三年」て聞くと、つい「我慢は美徳や」みたいに思ってしまうんやけど、
そこにはちょっとした落とし穴もあるんさな〜。

確かに「続けること」って大事やよ?
けどな、「向いとらん場所で無理して三年耐える」ってのは、
“努力”やなくて“消耗”になってまうこともあるんよな。
👀似たことば:「継続は力なり」
これもよう似とるけど、「石の上にも〜」がちょっと精神論寄りなのに対して、
「継続は力なり」はもうちょい具体的な成果をイメージできることばやねん。
英語で言うと “Practice makes perfect.” みたいな感じ。
つまり、こっちは【目的があってこその継続】ってニュアンスやな。
⚠誤用あるある:「とにかく耐えれば報われる」
「石の上にも三年なんやから、イヤな上司にも文句言わんと我慢しとけ」
とか言う人、おるんさ。
でも、それは違うで!
石の上に座る修行は、自分を鍛えるためのもんやけど、
ブラック企業で三年耐えるとかは…ただの体力勝負やん。笑
「がまん=正義」やと信じすぎると、心も身体も壊れてまうでな💧
ほんで実際、三年続けたところで「な〜んにも変わらんかったわ」ってオチもあるわけで。
「石」ちゃうかったんやろな、そこは。
たぶん「冷凍ブロック」とかやったんやわ。笑
つまりやな、
「石の上にも三年」は、“耐えた先に希望がある場所”で使うのがホンマやと思うんさ。
「がんばりどころ」と「逃げどころ」見極めるのが大人の技やな〜って、最近しみじみ思うんよ🍵
三年も石の上に座っとったら、心どころかお尻の感覚なくなってまうわな〜。
私なら石の上より、ホットカーペットの上に三年のほうが得意やわ🤣
てか、座っとる石が“温泉岩盤”やったら、わりと続けられそうなんやけど…それってズルいか?笑
📝まとめ
「石の上にも三年」って、よくよく考えたらめっちゃ根性論っぽいことばやけど、
実際は“我慢のすすめ”やのうて、“継続の価値”を教えてくれとるんやね。
ただし!がむしゃらに耐えればええっちゅう話でもない。
それが「ホンマに温まる石」なんか、「冷え切った石」なんかは、自分で見極めなアカンのやろな〜って思うんさ。
頑張るってことばが時々しんどくなる今の時代でも、
「続けてみることに意味があるかもしれん」って、そんな優しいヒントをくれるのが、このことばのええとこやな✨
次回もまた、ことばの裏にある“思い”を、一緒にほりほりしていこな〜〜🎵
ほな、またねっ!