コメディからシリアスな役柄まで演じ分けカメレオン女優と言われる大竹しのぶ(おおたけ しのぶ)さん。
その演技力と個性的なキャラクターで多くのファンに愛されています。
数々の人物を演じてきた中で、関西弁を話す役柄も多いはず・・・
本記事は、大竹しのぶさんのネイティブ並みに話す関西弁にスポットを当て、その理由を3つ検証してみました。
目次
大竹しのぶの関西弁に絶賛の嵐!
引用元:大竹しのぶオフィシャルサイト
大竹 しのぶ(おおたけ しのぶ)
本名 大竹 しのぶ
生年月日 1957年7月17日(66歳)
出身地 東京都江戸川区
国籍 日本
血液型 A型
職業 女優・タレント・歌手
活動期間 1973年 –
配偶者 服部晴治(1982年 – 1987年)
明石家さんま(1988年 – 1992年)
著名な家族 IMALU(長女)
大竹しのぶさんは、東京都江戸川区出身です。
普段は標準語を使う大竹さんが、関西弁を演じるとまるで関西出身のように聞こえ、
関西弁の演技力はまさに圧巻と言われています。
特に映画『オカンの嫁入り』では、大阪の古い木造の民家に娘と2人で暮らす姿を繊細に描き出し、関西の風土を感じさせます。
その独特な感じも含めて、共演者から 完璧だった と絶賛されるほど、
彼女の関西弁の演技は素晴らしいと評価されています。
また、『後妻業の女』では、寂しい中年男性に近づいて、巧妙に彼の財産を巻き上げる性悪女をコミカルに熱演。
滑らかで自然な関西弁を披露し、まるで関西出身かと思わせるほどです。
関西弁の魅力を余すことなく表現し、その演技は観客を引き込むこと間違いありません。
さらに、『漁港の肉子ちゃん』では、大阪弁を使いながら語呂合わせを交えて会話し、その役柄に完璧になりきっています。
彼女の演技力は、関西出身者でさえ感心するほどで、16歳で大阪に出てスナックで働くなどのバックストーリーも演技に深みを与えています。
大竹しのぶさんの関西弁の演技は、関西出身者にとっても魅力的で、
彼女の繊細な表現力が作品に深みを加えています。
関西弁を堪能したい方には、彼女の演技をぜひおすすめします。
大竹しのぶが関西弁をネイティヴ並みに話せる3つの理由
さまざまな役柄を演じ分ける演技派女優大竹しのぶさん。
演じる役柄によっては普段話している言葉とは異なる方言での演技が求められることも。
ここでは、ドラマや映画で関西弁を話す大竹しのぶさんが、なぜここまで関西弁を上手く話せるのかを検証していきます。
① ひたすら努力した
ネイティブ並みに関西弁を話せる理由のひとつは、
大竹しのぶさんがひたすら努力を重ねた結果だと言えます。
特に、彼女が出演した映画「オカンの嫁入り」では、
主要キャスト以外は関西出身者であり、
方言指導者を現場に常駐させ、関西弁の台詞を徹底的にチェックしながら撮影に臨んだという情報があります。
これにより、彼女は関西弁を学び、演技に取り入れるために細心の注意を払いました。
また、共演者からは大竹しのぶさんについて「実はとっても不器用な人間。それをとんでもない努力で乗り越えようとする」とコメントしています。
このコメントからも、彼女がどれほどの努力を惜しまなかったかがうかがえます。
大竹しのぶさんのとんでもないほどの努力が、関西弁を「完璧」と評価されるまでに導いたのでしょう。
その情熱と努力は、彼女の関西弁の演技に光り輝き、観客や共演者に感動を与えたことでしょう。
彼女の姿勢からは、どんなに難しいことでも努力と情熱をもって取り組むことが、成功への鍵であることを学びますね。
② 関西人を演じきった(憑依?)
そして、次に考えられるのが、関西人を演じきっている
いわゆる
憑依?・・・・
彼女の関西弁の演技は、単なる芝居ではなく、まさに憑依したかのようなリアルさが感じられます。
彼女が関西弁を話す瞬間、まるで彼女自身が関西出身者であるかのように錯覚させられることがあります。
この憑依のような演技力は、彼女の役柄に完全になりきることから生まれるものであり、
関西弁をただ話すだけではなく、その背後にあるキャラクターの心情や感情を表現しているからこそ、
その迫力が生まれるのでしょう。
大竹しのぶさんの演技は、関西弁を話すだけでなく、
関西人の姿勢や感性を取り入れているため、観客に強烈な印象を残します。
その独特の演技力は、彼女がどれだけ役柄に向き合い、深く掘り下げて演じるかに根ざしています。
彼女の関西弁の演技は、まさに芸術の域に達しており、その情熱と才能に感銘を受けることでしょう。
③ 明石家さんまの影響
ネイティブ並みに関西弁を話せる大竹しのぶさんの秘密の一端は、
やはり元夫である明石家さんまさんの影響にあるかもしれません。
引用元:大竹しのぶ Instagram
2021年に公開された明石家さんまさんのアニメ映画初プロデュース作品「漁港の肉子ちゃん」では、
大竹さんが主人公・肉子を演じ、大阪弁の設定でキャラクターを表現しました。
この役において、さんまさんが激励の言葉をかけ、
大竹さんはさんまさんとの会話を思い出しながら、大阪弁を自然に演じて笑いを誘ったとのことです。
明らかに、さんまさんからのサポートが大竹しのぶさんの関西弁を向上させた一因でしょう。
また、ちょっと昔に戻ってみると、1986年に放送されたドラマ「男女7人夏物語」では、
大竹しのぶさんが神崎桃子役を演じました。
このドラマでの大竹しのぶさんは関西出身の役柄ではなかったにもかかわらず、
さんまさんとの掛け合いでエセ関西弁を話していたことが印象的で、視聴者に大いに楽しみを提供しました。
現在の大竹しのぶさんの関西弁は、この頃とはまったく違いますが、
明石家さんまさんとの関係が彼女の関西弁を向上させた要因のひとつであることは間違いありません。
二人の掛け合いやコミカルな関西弁の演技は、観客にとっても楽しい思い出として残っています。
明石家さんまさんの存在が、大竹しのぶさんの関西弁の上達に一役買ったことは、彼女の演技の幅広さと多様性を示す興味深い一例ですね。
周りの評価は?
大竹さんの関西弁について、いろんなコメントをみつけました。
一部、ご紹介します。
大阪が舞台なので、ナチュラルな大阪弁を喋れる役者さんの起用が目立つ中・・・
主演の大竹さんは、昔の結婚生活中にマスターしたと思われるエセ大阪弁を終始使うのが、なんかツボ^^;
関西を舞台に繰り広げるキモはやはり関西弁。
関西出身者達は素の演技で問題ないのだが、
名女優大竹しのぶさんのなんちゃって関西弁はいただけない。
主人公なんだから、ここしっかりさせないと余計に質が落ちる。
ちょうど、大阪弁ネイティブの俳優が、たまに標準語が 混じってしまう程度の習熟ぶり。
やはり耳が良いのだろう。
大竹しのぶは、大阪弁ネイティブではないが、
尾野真千子、水川あさみなど 大阪弁ネイティブに混じって引けを取らない大阪弁ぶり。
チョイチョイ大竹しのぶさんの関西弁について、いかがなものか?という感じの意見もありますが、
大半の人たちは良い評価をしていますね。
実際に聴いてみる
では、ここで実際の大竹しのぶさんの関西弁の演技を観て(聴いて)みましょう。
引用元:「漁港の肉子ちゃん」
どうでしょう・・・
独特なイントネーションも感じられますが、そんなに違和感ないですよね?
引用元:「男女七人夏物語」より
ちょっと懐かしくて、載せてみました。
エセ関西弁ぶりが可愛くて・・・・
どちらも演技が素晴らしいから、のめり込んでしまいます。
まとめ
引用元:大竹しのぶオフィシャルサイト
今回は、「大竹しのぶの関西弁に絶賛の嵐!ネイティヴ並みに話せる理由3つを徹底調査!」についてまとめてみました。
大竹しのぶさんの関西弁は、彼女の演技に独自のカラーを加え、
観客に深い印象を残す要素の一つです。
その個性的な言葉遣いとアクセントは、日本のエンターテインメント界において欠かせないものとなっており、
彼女の存在は多くの人々に愛されています。
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