マラソン界のレジェンド、高橋尚子(たかはし なおこ)さんの愛称「Qちゃん」にまつわる面白いエピソードをご紹介します。
実は、「Qちゃん」と呼ばれる理由にはユニークな由来と、ちょっとしたデマが隠れているんです。
彼女の驚くべき努力と笑いを誘うエピソード、そして意外な名前の由来について、一緒に紐解いてみましょう。
この記事を読めば、高橋尚子さんの魅力にさらに引き込まれること間違いなしです!
目次
高橋尚子が「Qちゃん」と呼ばれる由来が面白かった!
高橋尚子さんが、あの有名な小出監督に師事したいと強く願った時のことです。
彼女は小出監督の元を訪ねたのですが、「大卒は採らない」と断られてしまいました。
しかし、そこで諦めることなく、せめて一度でいいから練習に参加させて欲しいと熱心に懇願しました。
こうして、リクルート陸上部の合宿に参加することができたのです。
合宿中、高橋さんは誰よりも一生懸命に練習に取り組んだといいます。
その姿勢に心を動かされた小出監督は、彼女に「夕食後の余興会で俺を笑わせたら入部させてやる」と言いました。
これはかなりのチャレンジですよね。
高橋さんがふと思いついたのが、高校時代に考えた「オバケのQ太郎」の芸でした。
彼女は服を脱いでアルミホイルを巻き付け、「Q太郎」らしく口に大きく口紅を塗りました。
その奇抜な格好で音楽に合わせて登場し、かなり下ネタ系の振付で踊り始めたそうです。
その姿を見たみんなからは大きな拍手喝采が・・・
そして、小出監督は涙を流しながら「俺を笑い死にさせる気か!」と笑い転げたそうです!
この出来事がきっかけで、小出監督から「Qちゃん」という愛称をもらうことになったのです。
高橋さんは、「尚子」や「尚子ちゃん」と呼ばれることが多かったため、「Qちゃん」と呼ばれることに新鮮で親しみやすさを感じ、とても嬉しかったそうです。
こんな素敵なエピソードがあったからこそ、彼女の愛称「Qちゃん」は多くの人々に愛され続けているのですね。
Q ちゃんの由来はもう一つあった?!
高橋尚子さんの愛称「Qちゃん」もう一つ由来があったんです。
このエピソードもとてもユニークで、つい笑ってしまうような話です。
さて、高橋尚子さんの名前に注目してみてください。
彼女の名前には「尚」という漢字が含まれています。
この「尚」という文字、よく見るとなんとなく『オバケのQ太郎』に見えませんか?
これは、ちょっとこじつけっぽい由来なんですが・・・
実は「尚」の字も毛が三本に大きな唇のように見えると言われています。
そのため、「尚子さんの名前もQちゃんっぽい!」というネタが広まったんです。
もちろん、これは単なる冗談なので真に受けないでくださいね!
でも、こんな風に想像力豊かに名前を楽しむのも悪くないですよね。
名前の「尚」を見るたびに、つい「Qちゃん」を思い出してしまう人もいるかもしれません(笑)
高橋尚子さんが「Qちゃん」と呼ばれるようになった本当の理由は、お話しした小出監督とのエピソードがメインですが、この「尚」の字にまつわる話も面白いですね。
何気ない文字にもこんなユーモアが隠れているなんて、日本語って素敵だなと感じます。
まだまだあった高橋尚子の愛称
「Qちゃん」として知られる高橋尚子さんですが、実は他にも面白い愛称がたくさんあるんです。
大学時代の「ハチコさん」から、海外メディアがつけた「スシ・ターボ」まで。
これらの愛称には、それぞれ驚きのエピソードが隠されています。
高橋尚子さんの知られざる一面を、一緒に発見してみませんか?
ハチコさん
高橋尚子さんのもう一つの愛称についてのお話です。
彼女には「Qちゃん」以外にも面白い愛称があったんですよ。
その愛称は「ハチコさん」なんです。
聞いたことがありますか?
その由来は、高橋尚子さんの大学時代のトレーニングに関係しています。
当時、彼女はグラウンドでの練習が終わった後も、ほとんど毎日大学のジムでトレーニングを続けていました。
夜の8時まで頑張る姿勢から、周りの仲間たちが「ハチコさん」と呼ぶようになったんです。
「ハチコ」というのは、日本語で「8時の子」という意味ですね。
毎日欠かさず8時までトレーニングを続ける姿は、まさにストイックそのものです。
そんな高橋さんの努力家ぶりに、きっと多くの人が感銘を受けたことでしょう。
私も「ハチコさん」という愛称には感動しました。
どれだけ疲れていても、自分の目標に向かって努力し続ける姿勢って、本当に素晴らしいと思います。
私たちも、高橋尚子さんのように、どんなに大変でも諦めずに頑張る姿勢を見習いたいですね!
スシ・ターボ
「Qちゃん」以外に海外で付けられた面白い愛称についてご紹介します。
その名も「スシ・ターボ」。
なんだかちょっと奇妙でユニークな愛称ですよね!
高橋尚子さんがベルリンマラソンなどで世界的に有名になった頃、海外メディアが彼女にこの愛称を付けました。
「スシ・ターボ」とは、どういう意味なのでしょうか?
実際のところ、なぜこの愛称が付けられたのかはよくわかっていません。
でも、いくつかのエピソードからその由来が考えられます。
一つ目のエピソードは、高橋さんが一度にお寿司を50個ぺろりと食べたという話です。
ランナーでありながら、大食いの一面も持っているなんて、親しみが湧いてきますよね。
そんな彼女のギャップに、海外の人々も魅了されたのでしょうか。
もう一つのエピソードは、高橋尚子さんが「ターボエンジンを搭載しているかのよう」と言われる理由です。
彼女の心拍数は一般女性の約半分しかなく、心肺機能が非常に優れています。
このおかげで体内の血液循環がより効率的に行われ、長時間走り続けることができるのです。
まるで強力なターボエンジンを持っているかのようです。
これらのエピソードが組み合わさって、「スシ・ターボ」という愛称が生まれたのかもしれません。(ちょっとこじつけてますぅ笑?)
高橋尚子さんの素晴らしい走りと、お寿司好きな一面がユーモアたっぷりに反映されたこの愛称、なんだかとても面白いですね!
Qちゃん ハチコさん そして スシ・ターボ。
どの愛称も高橋尚子さんの魅力をよく表しています。
皆さんも、ぜひ自分の名前や愛称に込められた意味を考えてみてください。
そこにはきっと、素敵なストーリーが隠れているはずです。
高橋尚子プロフィール
以下は、高橋尚子さんのプロフィールです。
氏名 | 高橋尚子(たかはし なおこ) |
---|---|
愛称 | Qちゃん |
生年月日 | 1972年5月6日(52歳) |
出身地 | 岐阜県岐阜市 |
身長 | 163cm |
血液型 | O型 |
種目 | マラソン |
大学 | 大阪学院大学 |
自己ベスト | マラソン: 2時間19分46秒(2001年) |
主な戦績
年 | 大会 | 成績 |
---|---|---|
2000年 | シドニーオリンピック | 金メダル |
2001年 | ベルリンマラソン | 優勝(自己ベスト更新) |
1998年 | 名古屋国際女子マラソン | 優勝 |
1999年 | 東京国際女子マラソン | 優勝 |
2002年 | シカゴマラソン | 優勝 |
マラソンを始めたキッカケ!
高橋尚子さんがマラソンを始めたきっかけは、とてもユニークで楽しいエピソードです。
実は、陸上競技との出会いは中学校の部活動からでした。
当時、彼女が陸上部に入った理由は、よーいスタート!で鳴らすスターターピストルなんです・・・
??????
「あ、刑事ドラマで鳴らしているピストルを私も鳴らしてみたい!」という単純な好奇心からだったのです。
なんか、意外ですよね(笑)
陸上部に入った高橋さんは、最初は中距離選手として活躍していました。
しかし、マラソンに転向するきっかけとなったのは、なんと小出監督の熱心な勧めでした。
小出監督は、「お前はマラソンを走ったら世界一になるぞ!」と、いい意味で根気強く、悪い意味でしつこいくらいに、365日毎日言い続けたのです。
この情熱的な励ましが、高橋さんをマラソンの道へと導いたのです。
こうして、スターターピストルへの興味から始まった高橋尚子さんの陸上人生は、最終的にマラソンで世界的な成功を収めることになりました。
彼女のストーリーは、偶然の出会いや小さな好奇心が大きな結果を生むことを教えてくれますね!
久しぶりにQちゃんの走りを見てみませんか?
引用元:【公式】シドニー2000オリンピック
何回見ても、感動です!
ゴールした後のQちゃんの表情が大好きでした!
まとめ
いかがでしたか?
高橋尚子さんが「Qちゃん」と呼ばれる理由は、本当にユニークで面白いエピソードが詰まっていましたね。
練習での努力が認められた小出監督とのやりとりから生まれた愛称。
そして、実は「尚」という字が『オバケのQ太郎』に見えるというちょっとしたこじつけのデマまで。
さらに、彼女の圧倒的な心肺機能から「ターボエンジンを搭載しているかのよう」とも言われ、男子並みの月間1000キロの走り込みができる秘密がそこに隠されています。
また、大学時代には夜8時までトレーニングを続ける姿から「ハチコさん」と呼ばれていたエピソードもありました。
そして、「スシ・ターボ」という海外での愛称まで、どれも彼女の人間味溢れる一面を感じさせてくれます。
これからも、愛称にまつわるエピソードを通じて、彼女の魅力をもっと知っていきたいですね。