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テレビドラマで見かけるたびに、思わず耳を傾けてしまう俳優、津田健次郎(つだ けんじろう)さん。
あの低い声、一度聞いたらなかなか忘れられませんよね。
実は、声優として30年以上のキャリアを持ち、若い頃は映画監督を目指していたという意外な経歴の持ち主なんです。
しかも、売れるまでには長い下積み時代も経験しています。
いったい、どんな人生を歩んできたのでしょうか。
今回は、津田健次郎さんの生い立ちから声優・俳優としての経歴、現在の活動まで、その素顔に迫ります。
津田健次郎は何者?プロフィールと意外な経歴
津田健次郎さんは、声優・俳優・ナレーター・映画監督と、幅広い分野で活躍する表現者です。
最大の魅力は、なんといってもあの低くて渋い声。ひと言しゃべるだけで、その場の空気が変わるような存在感がありますよね。
声優だけじゃない!俳優・ナレーターとしても活躍
声優としては『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人役や、『呪術廻戦』の七海建人役などで知られています。
一方、2020年にはNHK連続テレビ小説『エール』で語りを担当。ドラマ本編にも出演し、その後は実写作品でも活躍の場を広げていきました。
さらに、2019年には映画監督としてもデビューしています。
声優、俳優、ナレーター、映画監督……。
いったい何足のわらじを履いとるんやろ(笑)。
津田健次郎のプロフィール
- 氏名:津田健次郎(つだ けんじろう)
- 生年月日:1971年6月11日
- 年齢:55歳(2026年10月現在)
- 血液型:O型
- 星座:ふたご座
- 身長:170cm
- 出身地:大阪府
- 学歴:明治大学文学部(中退)
- 所属事務所:アンドステア
- 配偶者:一般女性(既婚)
- 子ども:2人
- 趣味:カメラ、バイク
津田健次郎の若い頃は?ジャカルタで育った映画好きの少年
津田健次郎さんの映画好きは、幼い頃から始まっていました。
その原点をたどると、意外にもインドネシアで過ごした少年時代に行き着くんです。
小学2年生までインドネシアで暮らした幼少期
津田さんは父親の仕事の都合で、1歳から小学2年生までインドネシアのジャカルタで暮らしていました。
当時は一人で本を読んだり、絵を描いたりするのが好きな、おとなしい子どもだったそうです。
休日には父親が活発な兄をプールへ連れて行き、母親は津田さんを映画館へ。そんな家族の過ごし方が、映画との出会いになりました。
帰国後も映画好きは変わらず、伯父が持っていた株主優待の映画チケットを利用して、映画館に通っていたといいます。
中学・高校時代は映画に夢中!生徒会長も経験
大阪の明星中学校・高等学校に進学した津田さん。中学では軟式テニス部に所属し、高校2年生では生徒会長も務めました。
ところが、流行しているものにはあまり興味が持てず、周囲との感覚の違いを感じていたそうです。
そんな津田さんの居場所になったのが映画館でした。
中学時代には名画座で古い洋画を観るようになり、高校ではジム・ジャームッシュやスパイク・リーなど、個性的な監督の作品に夢中になります。
革命家に憧れて生徒会長になったという津田さん。
学校を変えようと思ったそうですが、本人いわく「なんちゃって生徒会長」だったのだとか。
革命を起こすつもりが、なんちゃってで終わったんかい!(笑)
明治大学に進学し、映画監督を目指していた
映画監督になりたいという夢を抱いた津田さんは、明治大学文学部の演劇学専攻へ進学しました。
ところが、大学で学ぶのは演劇史などが中心。思い描いていた映画制作とは少し違っていたようです。
それなら自分で映画を撮ろうと脚本を書き始めたものの、なんと一文字も書けなかったのだとか。
映画は大好き。でも、自分が何を表現したいのかが見つからない。
そんな悩みを抱えていた大学時代に、津田さんは演じる側の世界へと目を向け始めます。
映画監督を夢見た青年が、なぜ俳優、そして声優の道へ進むことになったのでしょうか。
映画監督志望だった津田健次郎が声優になった理由
今では人気声優として知られる津田健次郎さんですが、実は声優を目指していたわけではありません。
俳優として活動するなかで、偶然舞い込んだオーディションが人生の転機になったんです。
大学時代に演じる側へ興味を持った
大学3年生のとき、津田さんは「円・演劇研究所」の試験に挑戦し、見事合格。
映画を撮る側から演じる側へ。ここから俳優としての人生が動き始めました。
しかし、養成所を卒業しても仕事はほとんどなく、生活は苦しいまま。
宴会場の配膳や引っ越し、コールセンターなど、さまざまなアルバイトをしながら俳優活動を続けていました。
1995年『H2』で声優デビュー
転機が訪れたのは1995年、24歳の頃でした。
アニメ『H2』のオーディションを受け、野田敦役に抜擢されたのです。
ところが、声優の経験はゼロ。収録現場では、映像に合わせてセリフを話す基本的な方法から先輩に教わったそうです。
声優の仕事が初めてなのに、いきなりアニメのレギュラー出演。
本人も戸惑ったでしょうが、教える先輩たちも大変だったかもしれませんね(笑)。
ただ、その後も仕事は少なく、半年に1本ほど声がかかる程度。アルバイト生活は続きました。
『遊☆戯☆王』『テニスの王子様』で人気声優に
大きな転機となったのが、2000年の『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』です。
津田さんは海馬瀬人役を担当。
翌2001年には『テニスの王子様』で乾貞治役を演じ、声優としての知名度を高めていきました。
仕事が増えても、すぐにはアルバイトを辞められなかったそうです。
ようやく声優の仕事だけで生活できると思えたのは、31歳の頃。
2025年の『婦人公論』のインタビューでも、当時の苦しい生活を振り返っています。
華やかな活躍の裏には、長い下積み時代があったんですね。
そして津田さんは、声優として成功した後、再び実写の俳優としても注目されるようになります。
津田健次郎はなぜ50代で俳優として注目された?
声優としての人気はもちろん、近年はテレビドラマでも津田健次郎さんを見かける機会が増えました。
実は、俳優としてのキャリアも長い津田さん。
それなのに、今になって「あれ、この人こんなに素敵だった?」と気づいた人もいるのではないでしょうか。
そのきっかけの一つが、2020年の朝ドラ『エール』でした。
朝ドラ『エール』の語りから実写出演へ
2020年、津田健次郎さんはNHK連続テレビ小説『エール』でナレーションを担当しました。
そして、なんとドラマ本編にも出演!
それまで声だけで物語を支えていた人が、今度は画面の中に登場したんです。
「あれ? この声の人、こんな顔だったんだ!」と驚いた視聴者もいたかもしれませんね。
声優としてはすでに有名でしたが、朝ドラをきっかけに津田さんを知った視聴者もいたのではないでしょうか。
その後は『最愛』や『ラストマン-全盲の捜査官-』など、実写ドラマへの出演も増えていきました。
長年磨いてきた声の表現力に、舞台で培った演技力が加わる。
声優から俳優に転身したというより、もともと持っていた二つの顔が、ようやく広く知られるようになったのかもしれません。
『西園寺さんは家事をしない』で見せた大人の魅力
2024年のドラマ『西園寺さんは家事をしない』では、主人公の西園寺一妃に思いを寄せる料理系YouTuber・横井和人を演じました。
この横井さんが、なんとも魅力的なんです。
穏やかで包容力があって、相手の気持ちを大切にする。しかも、気持ちを伝えるときには、きちんと言葉にするんですよね。
あの低い声で優しく話しかけられたら……。
いやいや、声だけで選んだらあかんやろ!(笑)
でも、横井さんの魅力は声だけではありません。無理に距離を縮めようとしない落ち着きや、相手を思いやる姿勢が、津田さんの雰囲気によく合っていました。
若い俳優にはない、年齢を重ねたからこその魅力を感じる役柄でしたね。
声だけじゃない!表情や間の取り方にも注目
津田さんの演技を見ていると、セリフを話していない時間にも目が向きませんか?
相手の言葉を聞くときの表情や、少し考えてから返事をする間。
大きな身ぶりをしなくても、何を感じているのかが伝わってくるようです。
声優としては声だけで感情を表現し、舞台では全身を使って演じてきた津田さん。その経験が、実写での自然な演技にも生きているのでしょう。
そして、もう一つ。
若い頃の津田さんも素敵ですが、今の渋さには、簡単には真似できない魅力があります。
年齢を重ねることが、こんなにも武器になるなんて。
津田さんを見ていると、歳を取るのも悪くないと思えてきますね。
津田健次郎の代表作は?声優と俳優で異なる魅力
津田健次郎さんの出演作品を調べてみると、その数の多さに驚かされます。
しかも、声優として知っている人と、ドラマで初めて知った人では、津田さんの印象がまったく違うかもしれませんね。
『呪術廻戦』『ゴールデンカムイ』など人気アニメ
津田さんの代表的なアニメ作品といえば、『呪術廻戦』の七海建人役や『ゴールデンカムイ』の尾形百之助役が挙げられます。
七海は冷静で理性的な大人。一方、尾形は何を考えているのか読めない、どこか危険な雰囲気を持つ人物です。
同じ低音ボイスでも、七海には安心感があり、尾形には不気味さが漂う。
声ひとつでここまで印象が変わるのは、さすがですよね。
ほかにも『遊☆戯☆王』の海馬瀬人役など、個性的なキャラクターを数多く演じています。
『ラストマン』『西園寺さんは家事をしない』などのドラマ
実写ドラマでも、津田さんはひと癖ある人物を演じています。
2023年の『ラストマン-全盲の捜査官-』では、事件の重要人物となる無期懲役囚・鎌田國士役で出演しました。
また、『最愛』では記者の上司・山尾敦役を演じ、物語に緊張感を添えています。
一方、『西園寺さんは家事をしない』では、穏やかで優しい横井和人役に。
同じ俳優なのに、役が変われば印象もがらりと変わる。
あの優しい横井さんと『ラストマン』の鎌田が同じ人だなんて、役者ってすごいですよね。
映画監督やナレーションにも広がる活動
津田さんは、出演するだけでなく、作品を作る側としても活動しています。
2019年公開の『ドキュメンターテイメント AD-LIVE』では、監督と脚本を担当しました。
さらに、自身の公式サイトには、WOWOWのショートフィルム『GET SET GO』や、漫画『極主夫道』の実写PVで監督を務めた実績も紹介されています。
映画好きだった少年が、今度は自分で映像を作る側に。
しかも、俳優や声優の仕事と並行しているんですから、相当な働き者ですよね。
ナレーションでも『情報7daysニュースキャスター』などを担当し、活躍の幅を広げています。
津田健次郎の現在は?2026年もドラマ・映画で活躍
2026年、55歳を迎えた津田健次郎さん。
声優としてデビューしてから30年以上が経ちますが、その勢いは衰えるどころか、ますます活躍の場を広げています。
ドラマに映画、アニメにナレーションと、出演作品を追いかけるだけでも忙しくなりそうですね。
『ラムネモンキー』でトリプル主演
2026年1月から放送されたフジテレビ系ドラマ『ラムネモンキー』では、反町隆史さん、大森南朋さんとトリプル主演を務めました。
津田さんが演じたのは、菊原紀介役。中学時代に映像研究部で過ごした仲間たちが、再び集まるヒューマンコメディーです。
かつて映画監督を夢見ていた津田さんが、映像制作に関わった過去を持つ人物を演じるというのも、なんだかおもしろい巡り合わせですよね。
しかも、共演するのは反町さんと大森さん。
渋い大人の男性が3人もそろったら、誰を見たらええんやろ(笑)。
2026年のドラマ・映画出演
2026年10月22日スタートのテレビ朝日系ドラマ『アナログナース~デジタルってなんなんだよ!?~』では、松下奈緒さんと共演します。
津田さんが演じるのは、腕は一流なのにデジタルが苦手な外科医・神戸大五郎。
優秀なのにデジタルには弱いなんて、ちょっと親近感が湧きませんか?
映画でも『SAKAMOTO DAYS』や『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』など、話題作への出演が続いています。
声優と俳優を両立する現在の活動
2026年3月、津田さんは声優活動30周年を記念したフォトブックを発売しました。
その記念会見では、50歳を過ぎた今、もう一度「芝居初心者」の気持ちで、一つひとつの役に向き合いたいと語っています。
さらに、以前から構想している実写の長編映画についても、制作を進めたいという意欲を見せていました。
声優として成功し、俳優としても注目されるようになった今でも、まだ挑戦したいことがあるんですね。
若い頃に抱いた映画監督への夢も、決して過去のものではありません。
55歳にして、まだまだ新しい一面を見せてくれそうな津田さん。
これからどんな作品で、あの渋い声を聞かせてくれるのか楽しみですね。
まとめ|津田健次郎は年齢を重ねて魅力を増した俳優
若い頃は映画監督を夢見て、思うように仕事がない時代も経験した津田健次郎さん。
今では声優としても俳優としても活躍していますが、2026年のインタビューでは、若い頃の自分には今の仕事量をこなせなかったと思うと語っています。
若さだけが武器ではない。年齢を重ねたからこそ、できることも増えていくんですね。
そして、映画監督としての新たな挑戦にも意欲を見せています。
あの声だけでも十分魅力的なのに、まだまだ新しい顔を見せてくれるとは。
津田さん、いったいどこまで渋くなるつもりなんでしょう(笑)。
これからの活躍も楽しみですね。





